2021年08月24日
標記につきまして、下記の通り、経済産業省より周知依頼がありましたのでお知らせします。
特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(平成16年法律第78号。以下「外来生物法」)に基づき特定外来生物に指定されているヒアリについては、平成29年6月に国内で初めて確認されて以降、現在までに16都道府県で69事例が確認されており、わが国への侵入及び定着が懸念されています。
これまでのところ、国内におけるヒアリの定着は確認されておりませんが、令和元年は東京港で、令和2年には名古屋港で多数の有翅女王アリが確認されており、本年4月に開催された関係省庁会議においても、改めてヒアリの国内定着防止のために政府一丸となって対策を徹底することが確認されたところです。
今後、秋季までにかけて、ヒアリの活動は活発化していると考えられるため、ヒアリ生息地(特に中国、台湾等)を出港するコンテナ内にヒアリが侵入する危険性も高くなります。
つきましては、輸入及びその他輸送運搬に関わる会員企業様に対して、別添の内容を発出いただき、コンテナ内の確認等の協力を呼びかけてくださいますようお願い致します。
各地で「新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言」や「新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置」も発出されている状況ではありますが、ヒアリ対策も弛まぬ努力が必要です。
何卒、御協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
ヒアリ生息地からの輸入品を扱う事業者の皆様への 御協力のお願い (156KB)